詞乃端のオススメ本感想書き殴り+α

オススメ本の感想を書き殴りたい+宣伝したいの精神で作ってみたブログ。気が向けば他の事も書く予定。

LINEノベルサービス終了についての雑感とLINE文庫エッジオススメ本紹介

2020年7月8日に発表された、LINEノベルサービス終了に衝撃を受けたので、ちょっとブログに雑感を書きなぐったしだいです。

 

まず、LINEノベルってなんぞやっていうと、2019年8月からLINEが運営しているWeb小説投稿サイトでした。

ついでにぶっちゃけると、自分はLINEノベルに手を出さないうちにサービス終了のお知らせと相成あいなりました。

(頭をかきかき)

 

――で、なんで別に自分が利用していないLINEノベルサービス終了に衝撃を受けたかと言うと。

 

面 白 か っ た ラ ノ ベ の 続 刊 が で な い か ら 。

(ガーン)

 

LINE文庫エッジという、LINEノベルのラノベレーベルがございまして、そこで作品を出版していた作家様のTwitterアカウントが情報源でございます。

具体的に言うと「ワトソン・ザ・リッパー~さる名探偵助手の誰にも話せない過去~」のSOW先生。

 

 

――なんでだよ、続刊楽しみにしてたのにっ?!!!

(地面をどんどんたたきながら)

 

……いや、わかってますよ、現ナマ大事な資本主義社会が世知辛せちがらいことなんて。

売上なければ、サクッと打ち切りなのが出版業界だし、ラノベレーベル結構はかないし、実際、扇友太おうぎゆうた先生の「人魔調停局 捜査File」シリーズ続き待ってるのに、レーベルのNOVELノベル ZEROゼロ自体結構前から動いてないし……。

(部屋のすみっこでひざを抱えつつ)

 

 

竜と正義 人魔調停局 捜査File.01 (NOVEL 0)

竜と正義 人魔調停局 捜査File.01 (NOVEL 0)

 

 

 

でも、面白いと思った物語の続きが読めないのは悲しいし、そもそも、自分が感想書いたりブログ作ったりして押しを全力プッシュするようになったのは、楽しみに待っていても勝手に続刊が歩いてくれないってさとったからなのよね、うふふふ……。

うつろな目)

 

ラノベ新刊情報こまめにチェックしておりますが、毎月自分が読み切れない数が刊行されていて、店頭の新刊のたなの入れ替わり早いし、ネットだって、自分のしがあっという間に他の作品の宣伝で埋もれてしまうのでござる

これじゃあ、推し仲間候補にオススメ本の情報が届かないのも当たり前ですわ。

――うん、仕方がないね、ぐぬぬぬぬ。

(歯ぎしり)

 

まあ、背景/海藻かいそう役でくねくねおどっているような一個人の影響力なんてたかが知れますが、『続刊が出ない~(怨念おんねん)』等、作者様に対して理不尽りふじんな感情をため込むよりは、推しへの愛を書き殴っている方が自分の精神衛生的に良いのです。

(キリッ)

 

それから、お店に目当ての本がないって場合は、e-honとかhontoとかの書籍系通販サイトの店舗受け取りサービスがおすすめですぞ~。

店舗受け取りサービスは、そのまんま通販で注文した商品を提携店舗で受け取れるサービスで、自分の場合は、e-honが地元の本屋さんと提携していらっしゃいました。

本の注文のために、店員さんに話しかけるのがずかしいとか思わずに済むし、何より送料無料なのだっ!!

(ど~ん)

 

もちろん、店舗受け取りサービス自体は、TSUTAYAとかアニメイトとか他の通販サイトでもありますが、e-honとhontoは、欲しい本はいね~が~、と探し回った時に実際在庫があったので、自分の信頼感が高いのです。

(親指を立てつつ)

 

オンライン書店e-hon : 本 コミック 雑誌 通販

本の通販ストア - 本、雑誌の通販ならhonto

 

……前に見かけた節約術で、本買うぐらいなら図書館使えとか、書籍代が無駄遣むだづかい扱いだったのですが、自分にとっては違うんだ、推しの続刊読むための投資なんだ~~~~っ!!!

(夕陽に向かって大声)

 

そして、LINE文庫エッジのオススメ本は、こちらの二作品ですっ!!!

(遅筆のため簡略版)

 

ワトソン・ザ・リッパー~さる名探偵助手の誰にも話せない過去~/SOW

 

 

 

あらすじ

 

十九世紀、大英帝国の首都・ロンドン。

カトリックの若き神父、ジェイムズ・H・オーランドは、ヴァチカンより与えられた任務のため、ロンドンをにぎわす殺人鬼『切り裂きジャック』に狙われる少女の警護に当たることなる。

簡単な任務であったはずが、異能の悪魔の出現や謎の蒸気甲冑かっちゅう襲撃しゅうげきにより、事態は予想不可能な展開に至り――。

 

――きりと蒸気に包まれ、闇と怪奇が息づく街で、新たな名探偵『助手』の物語が幕を開ける。

 

感想

 

使い古された感のある名探偵と切り裂き魔の設定に、怪奇をからめて新たにつむぎ出された作品。

タイトル通りに、さる名探偵助手が主人公な伝奇小説。

複雑な身の上ながら、誰かのために熱くなれる主人公、好きですよ。

そして、様々な作品に登場してきた、名探偵と切り裂き魔が陳腐化ちんぷかしておらず、とても面白いっ!!

十九世紀の時代背景やロンドンの様子が、丁寧ていねいに描写されていて、物語にすんなりと入り込むことができました。

探偵につきものの推理要素もちゃんとあって、そこも良かったですよ~。

 

 

 

勇者の君ともう一度ここから。/みかみてれん

 

 

勇者の君ともう一度ここから。 (LINE文庫エッジ)
 

 

あらすじ

 

命と引き換えに世界を救った勇者、セラフィルナ。

かつては勇者の仲間であったが、世界を救う旅から逃げ出した後悔にさいなまれる隻腕せきわんの青年、ジャン。

そんなジャンの前に現れた王都からの使者は、彼に勇者が生きていると告げた。

 

――救われなかった少女と共に幸せをつかむため、あきらめかけていた青年は、もう一度ここから歩き出す。

 

感想

 

一度は心が折れ、諦めかけていた青年が、愛する少女を救うために立ち上がる姿が良いっ!!

他の人間なら望みを投げ出しそうな、重量級な諸々もろもろをガスガス投げつけてくるハードな展開ですが、主人公・ジャンの熱いハートや周囲の支えで、ハッピーエンドを信じられました。

セラフィルナが諦めて手放してしまったものを、ジャンがどんな困難にも耐え抜き我武者羅がむしゃらにかき集める様が、胸にじんときましたね。

 

 

 

ちなみに、LINE文庫エッジより刊行されている別の作者様情報によりますと、紙の書籍は現状の市場在庫をもって終了となるそうなので、紙の書籍派の方はお早めにご購入をどうぞ~、面白いからっ!!

(泣)

 

aramotokei.hatenablog.com

 

でも、サラッとっ見かけた感じでは、電子書籍はしばらく大丈夫そうだから、そっちで読むのも良いかもっ!!

(歯をキラリ)